🌵ホームセンターからお迎えした「冬が苦手な子」たち
冬前のホームセンターって、多肉植物がずら〜っと並んでいて、ついお迎えしたくなりますよね。
でも実は、この時期に出回る子の中には「寒さが苦手」な多肉たちが多いんです。
今回お迎えしたのは、そんな「冬がちょっぴり苦手」な子たち。
購入直後の子はまだ根がしっかり張っていない場合もあるので、早めに冬対策をしておくのがポイントです。
🏠我が家にいる「寒がり多肉」たちをチェック!
冬を迎える前に、まずは自分の多肉棚を見回してみましょう。
「寒さに弱い子」を集めておくと、寒波が来た時にサッと守れます。
おすすめは、“把握しておくこと”と“まとめておくこと”。
量が多い方は、
- 量が少ない場合はトレーにまとめる
- 棚の一つにまとめて「寒がりコーナー」にする
などの工夫で、管理がぐっと楽になります。
🪴鉢を減らすなら「寄せ植え作戦」もおすすめ!
寒さに弱い子が多い場合は、鉢を減らして寄せ植えにしてしまうのもおすすめです。
管理の手間が減るだけでなく、冬場の省スペースにもなります。
寄せ植えにすることで、冷たい風から、互いに守り合う効果もあります。
(もちろん、蒸れやすい季節は逆効果になるので、春〜夏は鉢間をあけて管理しましょう。)
🌞冬の置き場と守り方のコツ
冬は「ギュッと寄せて守る」が合言葉。
夏のように風通し優先で鉢を離していた方も、冬は密集気味でOKです。
- 南側の日当たりの良い場所にまとめる
- 寒波が来たら室内へ
- それが難しい場合は、軒下や霜が当たらない場所へ移動
これだけでも、ダメージをぐっと減らせます。

🌡️多肉別「耐寒温度」目安リスト

以下は、ZONO店長(多肉屋365)の経験をもとにした実際の耐寒温度の目安です。
地域や環境によって多少差がありますが、参考にしてみてください。
| 属・種類 | 目安温度 | 備考 |
|---|---|---|
| 🐇カランコエ(月兎耳・黒兎耳・星兎耳など) | 5℃ | 霜で葉が黒く傷みやすい |
| 🍇セダム・ビアホップ | 5℃ | 霜が当たると一発アウト |
| 🌈虹の玉 | −3℃ | 比較的強いが霜ダメ注意 |
| 🌿草系セダム | 0℃ | 軽い霜までOK、凍結注意 |
| 🌼ベビーサンローズ | 0℃ | 多湿と冷気に弱い |
| 🍀クラッスラ類(南十字星など) | 0℃ | 乾燥気味で冬越し可 |
| 🐻コチドレン(熊童子など) | 0℃ | 斑入りはさらに弱く5℃目安 |
| 🌸エケベリア | 約2℃ | 根が濡れたままだと要注意 |
| 🐬ドルフィンネックレス | −1℃ | 水分が多いと凍結注意 |
| 🌋アエオニウム | 5℃前後 | 葉が凍みやすいので注意 |
| 🌿アロティカス(最弱クラス) | 10℃以下で対策! | 室内管理がおすすめ |

☀️室内管理のポイント
アロティカスなど、どうしても寒さに弱い多肉は一冬まるごと室内管理でもOKです。
ただし、室内でも注意点がいくつかあります。
- 晴れた日は**日光浴**をさせる
- 夜間は窓際を避ける(冷気が伝わる)
- できれば昼間だけ窓辺、夜は少し内側へ移動
ちょっとした一手間で、冬越し成功率が格段に上がります。

室内に取り込む前には、株元のお掃除、枯れ葉のお手入れをして害虫対策をお忘れなく!
また、少し刈り込んで、よく洗ってアロマティカスティーを楽しむのもいいですね。
🌼まとめ:冬は「ギュッと寄せて、しっかり見守る」
寒さが苦手な多肉たちにとって、冬はちょっぴり試練の季節。
でも、今のうちに準備をしておけば、凍みも枯れも防げるんです。
- 冬が苦手な子を把握する
- トレーや棚にまとめる
- 寒波時は移動、普段は日当たりの良い場所でギュッと管理
そして、最後は…
🌿ホムセンでお迎えした子たちで寄せ植えを作って、春への希望をこめましょう。

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