*ドルフィンネックレス(Senecio peregrinus)**は、そのユニークな葉の形がイルカ(ドルフィン)に似ていることから名付けられた多肉植物です。観葉植物としても人気があり、初心者でも比較的育てやすいのが魅力です。ここでは、ドルフィンネックレスの特徴や魅力を詳しく紹介します。
1. ドルフィンネックレスの特徴
✅ 葉の形がイルカそっくり!
ドルフィンネックレスの最大の特徴は、葉の形がまるで跳ねるイルカのように見えることです。葉の先端がわずかに尖り、中央にくぼみがあるため、まるで小さなイルカが連なって泳いでいるような可愛らしい姿になります。
✅ つる性で垂れ下がる姿が美しい
セネシオ属(Senecio)に属し、つる性の多肉植物で、伸びた茎が垂れ下がるように成長します。ハンギングプランターや棚の上から垂らして飾ると、より魅力的な姿を楽しめます。
✅ 丈夫で育てやすい
比較的丈夫で、乾燥に強いため初心者でも育てやすい多肉植物です。ただし、過湿に弱いため、水の管理には注意が必要です。
✅ 花が咲くとシナモンの香りがする
秋から冬にかけて、白い小さな花を咲かせることがあります。花は控えめながらも甘いシナモンのような香りがするため、開花時にはさらに楽しめます。
2. ドルフィンネックレスの魅力
🌿 ユニークな見た目でインテリアにもぴったり
イルカの形をした葉が連なっている姿は、他の多肉植物にはない独特の可愛らしさがあります。ナチュラルインテリアやボタニカルスタイルの部屋にぴったりです。
🌿 おしゃれなハンギングプランツとして楽しめる
つるを伸ばして成長するため、吊るして育てるとインテリアグリーンとしても映えます。壁掛けプランターや、棚の上に置いて垂れ下がるように飾ると、より一層おしゃれな雰囲気を演出できます。
🌿 プレゼントにも喜ばれる
「イルカの形をした植物」というだけで話題性があり、多肉植物好きはもちろん、植物を育てたことがない人にも楽しんでもらえます。特に動物好きな人にはぴったりのプレゼントになります。
🌿 増やしやすく、育てる楽しみがある
挿し木で簡単に増やせるため、育てながら株を増やして楽しめます。友人や家族とシェアしたり、寄せ植えに活用するのもおすすめです。
3. ドルフィンネックレスの育て方のポイント

☀ 日当たり
- 明るい半日陰〜日なたが理想
- 夏の直射日光は葉焼けすることがあるので注意
💧 水やり
- 土が完全に乾いてからたっぷりと
- 夏は成長期なので、土が乾いたらしっかり水やり
- 冬は休眠期のため、控えめに(月1回程度でOK)
- 霧吹きでの葉水は不要(過湿による腐敗の原因になるため)
🌡 温度
- 適温:15~25℃
- 寒さに弱いため、冬は5℃以上をキープ
- 室内管理で寒冷地でも育てやすい
🪴 土と植え替え
- 水はけのよい多肉植物用の土がおすすめ
- 1〜2年に1回、春または秋に植え替える
- プラスチック鉢より素焼き鉢の方が蒸れにくくおすすめ
✂ 剪定と増やし方
- 伸びすぎたらカットして整える
- 切った茎は挿し木で簡単に増やせる
- カットした茎を乾かしてから、多肉植物用の土に挿せば発根する
4. こんな人におすすめ!
✅ インテリアとして植物を楽しみたい人
✅ 可愛いフォルムの多肉植物を探している人
✅ ハンギングプランツを育ててみたい人
✅ 乾燥に強い植物を探している人(初心者向け)
✅ 多肉植物を増やして楽しみたい人
5. よくあるトラブルと対処法
❌ 葉がシワシワになった
→ 水不足の可能性。土が完全に乾いているか確認し、たっぷり水やり。
❌ 葉が黄色くなり落ちる
→ 水のあげすぎor根腐れの可能性。風通しの良い場所に移動し、土が乾いてから水やり。
❌ 茎が徒長してスカスカになる
→ 日光不足が原因。もっと明るい場所に移動するか、徒長した部分をカットして挿し木で仕立て直し。
❌ 冬に枯れる
→ 寒さに弱いため、5℃以下にならないよう注意。室内に移動し、防寒対策を。
まとめ
ドルフィンネックレスは、葉の形がイルカのようでとてもユニークな多肉植物です。乾燥に強く、比較的育てやすいのも魅力。吊るして育てると美しく、インテリアにもぴったりです。適切な日光、水やり、温度管理をすれば元気に成長し、増やす楽しみもあります。
あなたの多肉ライフに、可愛らしいイルカのような葉を持つドルフィンネックレスを取り入れてみてはいかがでしょうか?🐬🌿
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